2012年12月17日月曜日

河野ゼミの研究方針

皆さん、河野義広です。
師走も半ばを迎え何かとお忙しいことと思います。いかがお過ごしでしょうか?

私の方は、約3週間に渡る学生のゼミ訪問が終了し、少し落ち着いたところです。年内にはゼミの新体制が決まることもあり、ここで河野ゼミとしての研究方針をある程度打ち出しておきたいと思います。


ここで、皆さんに紹介しておきたいエピソードがあります。先日、情報システム学科でゼミ合同の卒論中間発表会があり、終了後に学科長から頂いたコメントが印象的でした。

「もっとモノ作りを大切にしたい。研究テーマ、タイトルも再検討した方がよい」

これまでソーシャルメディアを中心に様々なテーマに取り組んできたつもりですが、少し耳が痛かったことを覚えています。確かに、企業のソーシャルメディアガイドライン、ソーシャルメディアマーケティング、SNS初心者が抱える不安など調査系のテーマが多く、開発系の研究は少なかったように思います。

そこで今後の河野ゼミでは、『時代を見据えた新しいサービスの開発』ができる人材の育成を目指します!

そのためには、ソーシャルな視点を持ち、ユーザやビジネスに関する分析や最新動向の調査、開発の基盤となる技術力や知識が必要となります。その目指すべきステップは以下のとおりです。
  1. ソーシャルメディアを駆使し、最新の技術動向を追い続ける
  2. 周りの人々を巻き込むようなアントレプレナーシップを身に付ける
  3. 新しいサービスの企画・開発を繰り返す
  4. スタートアップを目指す!
これからのサービスでは、ソーシャル要素の考慮は必要不可欠と考えます。よりよいサービスの企画・開発のためには、自らソーシャルメディアを活用し、社会の流れを感じ、その上で世の中の課題に目を向けることが大切です。ですので、これまでのソーシャルメディア活用による実践研究で得られた経験・知見は十分に活かせるはずです。

以上より、河野ゼミでは上記の観点で研究を推進していきたいと思います。
これからも『学生』『大学』『社会』への貢献を目指して活動していきます!

それでは、また次回もよろしくお願いいたします。